1981-06-26 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
要するに外麦輸入の計画的削減と、それから国内産の麦の優先的利用といいますか、この問題について、どのように今後当局は取り組んでいくつもりかという問題について所見を伺っておきたいと思うのでありますが、いかがでございますか。
要するに外麦輸入の計画的削減と、それから国内産の麦の優先的利用といいますか、この問題について、どのように今後当局は取り組んでいくつもりかという問題について所見を伺っておきたいと思うのでありますが、いかがでございますか。
ただし、一方では国の財政事情全体が大変厳しいことは御案内のとおりでございますが、食管特別会計、いわゆる三K赤字の一つと言われておりますが、この食管特別会計自体におきましても、最近の国内米の売れ行き減、国内麦の買い入れが非常にふえております、あるいは外麦、輸入麦の買い付け価格が非常に上がってきている、あるいは金利が上がっている、そのほかいろいろな損失要因がふえておりまして、そういうような財政事情も考えなければいけない
そこで、問題になりますのは、やはり外麦輸入というものが米の過剰との関係において一番大きいんじゃないかと思います。だから、これを抑えない限りにおきましては根本的な問題は解決つかぬじゃないか。だけれども、しかしこれを削減するという具体的な方法というのは全中さんの方ではお考えになっているのかどうか、これはまた非常にむずかしくなっているんじゃないかと思うのです。
○国井参考人 まず第一点は、外麦輸入の削減に対しまして系統農協はどうかということでありますけれども、われわれといたしましては、特に小麦の問題にしぼって申しますならば、現在約五百八十万トンの小麦が輸入されておりますけれども、国内産小麦は約四十万トンぐらいというふうに見ることができるんじゃないか。
また財源問題云々ということにしても、外麦輸入の差益金だって出ておるのですから、そういうものを消費拡大に使っていくということも必要だろうと思います。 そのほか、学校給食問題については、私どもは、現に米飯弁当を学校へ持参していこうというようなことで、幾つかの地域でそういったものを運動化しておるところであります。
○説明員(戸塚金郎君) 現在、政府が外麦輸入しておりますのは、カナダにつきまして大体百四十万トン前後、豪州から百万トン、アメリカからは三百万トンから三百十万トンということで、おおむね五百四十万トンから五百五十万トン程度のものを輸入しておるわけでございますが、その中でパン用を主としてねらっておりますカナダなりアメリカの春小麦というものは、おおむね五〇%前後がそういう種類のパンでございまして、残念ながら
そういう点で、外麦輸入の問題と格差解消というものについては、米の値段を引き下げるとか据え置くということでなくて、格差解消のための麦価の引き上げというものについて考えておいでになるのかどうなのか、その点。
そうすれば、外麦輸入というものも削減して差し支えないと、こうなるわけなんであります。だから、何も別にいままで裏作ができなかったから、こういうふうにして頼む以外はないんだということでなしに、もっと積極的にお考えになった方がいいんじゃないか、こういうぐあいに私は言っているわけなんですが、それはどういうことでしょうか。
○小川(国)委員 次に、通産省の農水産課長お見えになっておると思いますが、米の生産調整をしていく中で大きな問題は、外麦輸入による圧迫、これが避けられない問題としてあるわけでございます。五十二年度で見ましても、えさ用で百三十二万二千トン、主食用で三十二万一千トンでございまして、合わせますと百六十四万三千トン大麦において輸入しておる。
○大河原政府委員 いろいろ先生の御質疑の中には論点があり、お答えすべき点があるかと思いますけれども、最終の外麦輸入量と米の需要の関係でございますが、これははっきり申し上げますと、われわれの需給計画といたしましては、大体麦製品も原麦に換算いたしますと一人当たり消費量はこの十年間三十一キロでほぼ横ばいでございます。
三、最近における外麦輸入の現状にかんがみ、国内産麦の生産振興対策の拡充強化や米飯学校給食の一層の促進など米の消費拡大に応じて外麦輸入の抑制を図ること。 四、米麦価の決定に当たり、生産者の意向がより適切に反映されるよう米価審議会の構成については前向きに検討すること。 以上を本小委員会の結論とすることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
昨年の外麦輸入量は七百五十万トンでありますか、これを突破しておりますね。さらに拡大をする見通しだと。ところが、このふえる外麦輸入のもとでいわゆる政府登録の輸入商社、限られた商社に一定の輸入シェアが配分されているというこの制度、したがってこういう商社が、外麦が輸入されるにつれてマージンがどんどんふえるというまことに安定的な物資になっている。
この価格の問題とあわせて外麦輸入の問題ですね、これがやはり一つのいま問題点だろうと思うんです。これは農業団体にいたしましても、外麦輸入の計画的削減ということを要求しておられます。そこで、この間、これは五月十四日でありますか、農林省と農協米対中央本部との事前協議という会議が行われました際にも、この問題が論議をされたと。
三、最近における外麦輸入の現状にかんがみ、国内産麦の生産振興対策の拡充強化や米飯学校給食の一層の促進など米の消費拡大に応じて外麦輸入の抑制を図ること。 四、米麦価の決定に当たり、生産者の意向がより適切に反映されるよう米価審議会の構成については前向きに検討すること。 右決議する。 以上がその内容であります。
そこで、この委員会でも決議されると思いますのですけれども、これば各党とも外麦輸入というものに対しては漸次削減していくべきじゃないかという意見があるわけです。それに基づいて政府の方としては計画を立ててもらわなければ困ると思います。そういう点で見ますと、年々上回っておるのだが、削減計画というものはどうお立てになるのか、その点明確にしてもらいたいと思います。
○瀬野小委員 さらに、外麦輸入の大幅削減をしてもらいたい。外麦に対しては価格を上げるとかかなりいろいろお考えのようですが、ひとつ全国農民のためにどういうふうに考えておられるか簡潔にお答えいただきたい。
調査室長 尾崎 毅君 ————————————— 委員の異動 五月二十六日 辞任 補欠選任 羽田野忠文君 稲垣 実男君 同日 辞任 補欠選任 稲垣 実男君 羽田野忠文君 ————————————— 本日の会議に付した案件 農林水産業の振興に関する件(米価及び麦価問 題等) 請願 一 外麦輸入
外麦輸入削減にもつながってくる、かように思うわけです。現に米粉をパン、うどんに入れて商品化されておるわけですが、こういったことに対する力の入れ方が足らぬと思うが、この点についてはどういう見解をお持ちですか。
————————————— 二月十九日 松くい虫防除特別措置法案(内閣提出第二六 号) 漁港法の一部を改正する法律案(内閣提出第二 七号) 漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整 備計画の変更について承認を求めるの件(内閣 提出、承認第二号) 同月二日 外麦輸入の削減に関する請願(森井忠良君紹 介)(第一二三号) 同月九日 農業機械士制度の法制化に関する請願(羽田野 忠文君紹介
財政健全化に関する請願 第八三 ロッキード事件の徹底的な糾明に関す る請願(二件) 第八四 ロッキード事件の真相の徹底的な糾明 に関する請願(二十三件) 第八五 ロッキード汚職の徹底究明に関する請 願 第八六 ロッキード真相の徹底究明に関する請 願(二十件) 第八七 災害緊急医療救護活動の費用の保障に 関する請願 第八八 リンゴ腐乱病の防除対策に関する請願 第八九 外麦輸入
調査室長 尾崎 毅君 ――――――――――――― 委員の異動 十月二十九日 辞任 補欠選任 野坂 浩賢君 渡辺 三郎君 同日 辞任 補欠選任 渡辺 三郎君 野坂 浩賢君 十一月四日 辞任 補欠選任 村上 弘君 諫山 博君 ――――――――――――― 十月二十六日 外麦輸入
八九六号)(第二八九七号)(第三〇二五号) (第三〇四四号)(第三〇四五号)(第三二五 七号)(第三二五八号)(第三二六八号)(第 三四五一号)(第三四七六号)(第三六二〇 号)(第三六七七号)(第三六八六号)(第三 六九九号)(第三九二三号)(第三九二四号) (第三九二五号)(第三九二六号)(第三九二 七号)(第三九二八号)(第三九二九号)(第 四一七七号)(第四一七八号) ○外麦輸入
同(柴田健治君紹介)(第七七一号) 同(竹内猛君紹介)(第七七二号) 同(寺前巖君紹介)(第七七三号) 同(中川利三郎君紹介)(第七七四号) 同(山田芳治君紹介)(第七七五号) 同(山中吾郎君紹介)(第七七六号) 同外五件(枝村要作君紹介)(第八三二号) 同外一件(角屋堅次郎君紹介)(第八三三号) 同(久保三郎君紹介)(第八三四号) 同外二件(坂口力君紹介)(第八三五号) 外麦輸入
愛野興一郎君 同月二十日 辞任 補欠選任 津川 武一君 諫山 博君 村上 弘君 荒木 宏君 西岡 武夫君 小林 正巳君 同日 辞任 補欠選任 荒木 宏君 村上 弘君 諫山 博君 津川 武一君 小林 正巳君 西岡 武夫君 ――――――――――――― 十月十八日 外麦輸入
たとえば五百万トンぐらい外麦を輸入しておるわけでございますが、この外麦輸入を減らして、米の需要を拡大していったならば、生産調整とか余り米とか青田刈りなんかやらなくてもいいのじゃないか。いわゆるアメリカから押しつけられて小麦を買っておって、それが米の領分に入り込んできて、米が余っている米が余っていると、こういう状態が今日の状態ではないかと私は思います。